私は2019年12月にロボアドバイザーTHEOに口座を開設して20万円を入金して投資をスタートしました。
その当初から好調で入金ボーナスがあったとはいえ、いきなり2か月で3%以上の7000円以上の利益が出ました。
しかし、2020年2月に入りアメリカ株がバブルだと感じ解約をしました。
そう感じた理由をまとめました。
あまりにも短期間で上がり過ぎた
私は、これまでアメリカ株に投資した事はありません。
しかし、THEOに口座を開設した事から間接的に投資する事になりました。
内訳は米国株に債権、実物資産を組み合わせた投資信託のようなものですが、株の比率が高くリターンが大きい反面、リスクもそれなりにあります。
口座開設してたった1か月で3,000円以上の利益が出て当初は喜んでいた訳です。
先月口座開設した投資ロボアドバイザーTHEOの1か月後の結果。
+3405円!最初に10万入金してキャンペーンでさらに10万追加してあとは1か月間ほったらかしだから悪くない。
思っていた以上に優秀でちょっと驚いた!https://t.co/kvFQzoWEf7#THEO pic.twitter.com/y5Ta3hbnce
— すなっち@株×ポイントブロガー (@sunathipm) December 20, 2019
そして2月に入り7,000円以上の利益が出た時に違和感を感じました。
分散投資しているにしては簡単に利益が出すぎじゃないか?と。
実際に2か月で3%の利益なら年率にすると18%になってしまいます。
THEOの年率の平均リターンは8.4%なので、やはり上がり過ぎだなと分かります。
私は以前からアメリカ株はバブルであり、近いうちに崩壊するのでは?と思っていたので、きっかけさえあれば解約する覚悟はありました。
これはNYダウのチャートです。
2020年に入っても最高値を更新し続けているのにRSIは下降傾向でダイバージェンス(逆行現象)が起きており、市場のエネルギーは落ちてきているのが分かります。
コロナショック
そこでコロナショックが起きました。
当初は一時的な下落ですぐに戻しましたが、段々と雲行きが怪しくなり長引そうなので思い切って売却をする事にしました。
今まで例えばライブドアショックみたいに一時的に落ちてすぐに戻る暴落はありましたが、今回はウイルスが相手なので特効薬ができるか、感染の終息が見えない限り簡単には戻りそうもありません。
結局、きっかけなんて何でも良くて上がりきった株の利食いをしたい投資家が多くなっていたのではないでしょうか。
twitterでの異常な米国株アカウントの数
私は、2019年からそれまでアカウントを持っていたけど放置していたtwitterをやっています。
日本株の優待アカウントがメチャクチャ多いなと思った以上に目立ったのが『@米国株』と書かれたアカウントの異常な多さでした。
しかも、ここ1、2年で始めた初心者のアカウントばかり。
これを見て日本株以上にアメリカ株はバブルなんだなと実感しました。
株価が上昇すればするほど誰でも儲かりやすくなりますが、そうなった時はもう末期状態ですでに頂点に達しているか、近い事を意味します。
2020年2月24日の暴落は起こるべくして起こったといっても過言ではないでしょう。
まとめ
以上の理由から近いうちにNYダウが崩れて日本株も巻き込まれて下落すると予想して、その穴埋めをするためにロボアドバイザーTHEOを解約しました。
2月13日に解約して20日に入金されて少しでも利益が出ていたので良かったです。
ただ比率としては債権の割合も結構あったのでそれほどの損失にはならなかったかも知れません。
私にもう少し余力があったら解約せずにそのままだったかも知れませんが、もし損失で出てしまうと回復するのに時間がかかるだろうし、効率が悪いので利益が出ている時点で利食いしようと判断しました。
コロナショックで下落相場が始まった場合、案外早く終息して再びバブルになるのか、長引いてズルズル下げ続けるのか分かりませんが、すでにあちこちで経済にも影響が出ているのは確かです。
THEO自体は、ほったらかしで外国株や債券に投資できるのて非常に優れたシステムだと感じたので市場が落ち着いたらもう一度口座を開設しようと思っています。
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